bet365 出 金&アイグループは、社是に掲げる「信頼と誠実」の精神のもと、すべての人の人権を尊重し、あらゆるステークホルダーの皆様とともに社会の発展に資する事業活動に取り組んでいます。当社は、バリューチェーン上のすべての人の人権を尊重するため、2021年に「グループ人権方針」を定め、本業を通じてすべての人の人権尊重に取り組んでいます。当社は、世界人権宣言やOECD多国籍企業行動指針、ILO国際労働基準、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」、ISO26000を支持し、国連グローバル・コンパクトに署名しています。当社は、当社グループの事業活動が人権に影響を及ぼす可能性のあることを認識し、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく手順に従って人権デュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、人権課題を解決し、持続可能な社会の実現に向けまい進します。人権課題の解決にあたり、当社はグループの事業活動に関係する主要なステークホルダーの人権課題を特定しました。
Step.1 bet365 出 金グループのステークホルダーと人権課題の整理
バリューチェーン上のステークホルダーと人権課題整理 グループのバリューチェーンおよび事業内容を踏まえつつ、グループの各事業bet365 出 金へのヒアリング、CSR監査の結果などから人権リスクを洗い出し、人権課題を整理した。
Step.2 当社グループとそのサプライチェーンの人権リスク評価
主要なグループbet365 出 金の業務(14 業務)、お取引先様の事業(122 事業)およびサプライチェーンついて、人権リスク評価を実施しました。サプライチェーンの人権リスク評価にあたってはCSR監査の結果も参考にしています。
Step.3 人権リスクマップの作成
人権リスク評価に基づき、各人権課題に対して深刻度スコアと発生可能性スコアを算出し、それぞれをマッピングしました。
Step.4 情報公開
上記結果をホームページにて公開しました。
■外部レビュー・評価基準
すべてのプロセスにおいて、人権分野における専門家と意見交換を実施し、アドバイスをいただきました。負の影響の特定・評価にあたっては、Business and Human Rights Resource Centre(BHRRC)のデータベースを活用し、業界で国際的に指摘される人権課題に対する調査を実施しました。
【強制労働】Walk Free Foundation, The Global Slavery Index
【児童労働】Global Child Forum & UNICEF、Children's Right and Business Atlas
【差別】①世界経済フォーラム、The Global Gender Gap Report
②Minority Rights Group International、Peoples Under Threat
【結社の自由と団体交渉権】国際労働組合連合、The Global Rights Index
■深刻度
■発生可能性
以下の人権課題について、ステークホルダー別にリスクマップ上にプロットしました。
自社、およびサプライチェーンそれぞれについて算出した深刻度スコア、発生可能性スコアを下図の通り、整理しました。
※1 深刻度 : 5段階のスコアに換算(0がリスクが低く、5がリスクが高い)
※2 発生可能性:10段階のスコアに換算(0がリスクが低く、10がリスクが高い)
深刻度を縦軸、発生可能性を横軸にして、自社およびサプライチェーンについて、それぞれの人権課題をマッピングしました。特定された高リスクな人権課題については、リスク低減のための具体的な対応策を検討し、実行しています。