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bet365 入金 クレジット カードへの取り組み

メッセージ bet365 入金 クレジット カードが尊重される社会の実現を目指して

 セブン&アイグループは、社是に掲げる「信頼と誠実」の精神のもと、お客様、お取引先様、株主様、地域社会、従業員などあらゆるステークホルダーのbet365 入金 クレジット カードを何よりも優先されるべき重要な権利と考えます。私たちはすべての活動に関わる人のbet365 入金 クレジット カードを尊重するとともに、社会的身分・国籍・人種・民族・信条・宗教・年齢・性別・性的指向・性自認・心身の障がいの有無などによる不当な差別やいやがらせを許容せず、bet365 入金 クレジット カードが尊重される社会の実現を目指します。

 私たちは、すべての人のbet365 入金 クレジット カードを理解し、bet365 入金 クレジット カード尊重の責任を果たすため、bet365 入金 クレジット カードに関する国際的な原則、基準を踏まえて2021年10月7日に「セブン&アイグループbet365 入金 クレジット カード方針」を定めました。本方針はすべての役員、従業員に適用され、すべてのビジネスパートナーに対しても本方針の支持を継続して働きかけ、協働してbet365 入金 クレジット カードの尊重に取り組んでまいります

 私たちは、「国連ビジネスとbet365 入金 クレジット カードに関する指導原則」に基づく手順に従ってbet365 入金 クレジット カードデュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、bet365 入金 クレジット カードへの悪影響を防止または軽減することに努めます。本方針の推進、およびbet365 入金 クレジット カードデュー・ディリジェンスの実施にあたってはグループ横断組織を設置し、取締役会の監督のもとbet365 入金 クレジット カード尊重の取り組みを進めます。

 bet365 入金 クレジット カード侵害の未然防止とbet365 入金 クレジット カード侵害を受けた方が救済へアクセスするため、内部通報制度を含めたグリーバンスメカニズムを適切に運用します。私たちは自社およびビジネスパートナーのbet365 入金 クレジット カード侵害を容認または黙認せず、bet365 入金 クレジット カードが尊重されていないという通報や申し立てを受けた場合は適切に調査を行い、是正に向けた取り組みや働きかけを行います。

 私たちのbet365 入金 クレジット カード尊重への取り組み、活動内容については、すべてのステークホルダーの皆様に随時情報開示を行い、透明性を確保するとともにbet365 入金 クレジット カードが尊重される持続可能な社会を目指し、責任ある行動に努めてまいります。


2023年4月14日

株式bet365 入金 クレジット カードセブン&アイ・ホールディングス

代表取締役 専務執行役員 最高サステナビリティ責任者

伊藤 順朗

  • 「国際bet365 入金 クレジット カード章典(『世界bet365 入金 クレジット カード宣言』『市民的および政治的権利に関する国際規約』『経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約』)」・「労働における基本的原則および権利に関するILO宣言」・「国連ビジネスとbet365 入金 クレジット カードに関する指導原則」・「OECD多国籍企業行動指針」・「国連グローバル・コンパクトの10原則」・ 「子どもの権利とビジネス原則」・「日本ビジネスとbet365 入金 クレジット カードに関する行動計画(2020-2025)」

セブン&アイグループbet365 入金 クレジット カード方針

 セブン&アイグループ※1(以下「私たち」)は、社是※2に掲げる「信頼と誠実」の精神のもと、お客様、お取引先、株主、地域社会、従業員などあらゆるステークホルダーの皆様に支えられ、身近な暮らしと社会の発展に資する事業活動に取り組んでいます。私たちのあらゆる事業活動の礎は人と社会にあります。私たちはすべての人のbet365 入金 クレジット カードを理解し、bet365 入金 クレジット カード尊重の責任を果たすため、2021年10月に「セブン&アイグループbet365 入金 クレジット カード方針」を定めました。

 この方針は、社是とともにセブン&アイグループすべての事業活動の基盤です。また、私たちはbet365 入金 クレジット カード尊重が未来世代と共有すべき地球環境の保全と不可分一体であるととらえ、環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」とともに本方針の実践を通じて、ステークホルダーの皆様と協働し、bet365 入金 クレジット カードが尊重される持続可能な社会を共創します。

  • ※1 「セブン&アイグループ」とは、株式bet365 入金 クレジット カードセブン&アイ・ホールディングスおよびその連結子bet365 入金 クレジット カードの総称
  • ※2 社是:私たちは、お客様に信頼される、誠実な企業でありたい
  •       私たちは、取引先、株主、地域社会に信頼される企業でありたい。
  •       私たちは、社員に信頼される、誠実な企業でありたい。

推進体制

 セブン&アイHLDGS.は、bet365 入金 クレジット カード方針をグループで推進するためのグループ横断組織として、「bet365 入金 クレジット カード推進プロジェクト」を発足し、継続的な取り組みを実施しています。このプロジェクトには、CSR統括委員会傘下の4部会(企業行動部会・サプライチェーン部会・コンプライアンス部会・環境部会)の各部会長やbet365 入金 クレジット カード啓発やノーマライゼーションに関わる業務を統括した専門部署として常設されたbet365 入金 クレジット カード啓発センターのセンター長などが参加し、事業特有のbet365 入金 クレジット カード問題の特定、予防是正対応、定期的なモニタリング、情報開示など、bet365 入金 クレジット カードデュー・ディリジェンスの取り組みを推進しています。取り組みの計画立案や実施進捗状況の確認は、bet365 入金 クレジット カード推進プロジェクトの会議において実施しています。

 企業行動部会では、定期的にbet365 入金 クレジット カード啓発に関する取り組みの進捗状況を共有し、グループ各社の従業員一人ひとりがbet365 入金 クレジット カードを正しく理解・認識し、差別や偏見のない企業風土・文化の醸成に向けた活動を推進しています。サプライチェーン部会では、お取引先様にグループのbet365 入金 クレジット カードへの考え方をご理解いただき、継続的な取り組みの実行をお願いしています。コンプライアンス部会では、従業員のお取引先様に対するbet365 入金 クレジット カードを尊重した言動の実践を推進しています。環境部会では、持続可能な調達原則・方針に基づき、bet365 入金 クレジット カードを尊重した調達活動を推進しています。

 また、bet365 入金 クレジット カード啓発センターでは、グループ各社の人事部門やCSR推進部門と連携し、さまざまな啓発・教育活動を行っています。

 これらのbet365 入金 クレジット カードに関する取り組みは、年2回開催されるCSR統括委員会において報告・共有しています。


bet365 入金 クレジット カード推進プロジェクトの組織図

HumanRights_Org_Chart.png


bet365 入金 クレジット カードデュー・ディリジェンスの実施

 セブン&アイグループは、「国連ビジネスとbet365 入金 クレジット カードに関する指導原則」および「責任ある企業行動のためのOECDデュー・ディリジェンス・ガイダンス」に基づく手順に従ってbet365 入金 クレジット カードデュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、bet365 入金 クレジット カードへの悪影響に対する予防、是正措置の実施、また軽減に努めます。
 グループの事業活動がbet365 入金 クレジット カード侵害を引き起こしている、あるいは、それを助長していることが明らかになった場合は、その是正・救済を行います。また、グループの事業活動が引き起こした、あるいは、助長したものでなくても、取引関係によってグループの商品・サービスがbet365 入金 クレジット カード侵害に直接関与している場合は、是正への働きかけを行います。

bet365 入金 クレジット カードデュー・ディリジェンスのプロセス

bet365 入金 クレジット カードデューディリジェンス_プロセス.jpg

bet365 入金 クレジット カードへの影響評価

 セブン&アイグループは、グループの事業活動がbet365 入金 クレジット カードに影響を及ぼす可能性のあることを認識し、人や社会に対する負の影響の原因を特定し、その影響の軽減・是正に努めています。

 当社グループは2022年に、グループおよびお取引先様の事業がbet365 入金 クレジット カードに及ぼす潜在的な負の影響評価を実施し、自社およびサプライチェーンに対するヒアリング、調査を行い、bet365 入金 クレジット カード課題を特定しました。当該特定されたbet365 入金 クレジット カード課題については、国際機関などが公表しているbet365 入金 クレジット カードリスク指標に基づき、深刻度と発生可能性を算出、マッピングすることでbet365 入金 クレジット カードリスクを評価し、リスクの軽減を図っています。当該bet365 入金 クレジット カード課題の特定は、外部の専門家の支援・助言を得ながら実施しています。

bet365 入金 クレジット カードリスクマップ(セブン&アイグループの企業活動において特定されたbet365 入金 クレジット カード課題)230331_画像_bet365 入金 クレジット カードリスクマップ(日)R2.png

※それぞれのbet365 入金 クレジット カード課題に対し、「発生可能性」と「深刻度」を算出し、マッピングを実施した

※各国におけるbet365 入金 クレジット カード課題の発生可能性を算出するにあたり、BHRRCやESG Data Model などの国際機関が公表している指標を使用した

※深刻度については、規模・範囲・救済困難度からスコアを算出した


予防是正措置の実施

 セブン&アイグループは、重点的に発生の防止と対応に取り組んでいくbet365 入金 クレジット カードリスク(および国・地域)を特定し、当該特定された優先順位の高いbet365 入金 クレジット カードリスクに対して、グループ内において是正措置を実施するとともに、予防に向けた教育や研修などの活動を実施しています。また、サプライチェーンにおけるbet365 入金 クレジット カードリスクに対しては、関連するステークホルダーとの対話と協議、指針の周知を継続的に行い、bet365 入金 クレジット カード尊重の取り組みの向上と改善に努め、リスクが顕在化した際には、その是正を行っています。

bet365 入金 クレジット カードに関する啓発と教育

 セブン&アイグループは、お客様、お取引先様、株主様、地域社会、従業員などのあらゆるステークホルダーに対して、bet365 入金 クレジット カードを尊重し、あらゆる差別・偏見に気づき、差別をしない・させない・許さない、企業風土作りを目指し、さまざまな啓発活動と従業員教育を行っています。
 1987年から、東京に本社を置く企業を中心に122社(2024 年 7月現在)で組織されている「東京bet365 入金 クレジット カード啓発企業連絡会」(加盟当時名称「東京同和問題企業連絡会」)に入会し、毎月の会議へ参加することで、会員企業各社と相互研鑽しながらbet365 入金 クレジット カード教育・啓発体制のさらなる充実を図っています。また、「国民生活産業・消費者団体連合会」が定める「外国人の受入れに関する基本指針」に賛同しています。

従業員への教育・研修の実施

 セブン&アイグループは、管理職からパートタイマー・アルバイトまで含む従業員に向け、基本的なbet365 入金 クレジット カードの考え方を伝える研修や、ハラスメント防止を目的とした研修など、bet365 入金 クレジット カード尊重のためにさまざまな啓発教育を行っています。
 2023年度は、全従業員を対象にbet365 入金 クレジット カードに関するe-ラーニングを実施し、グループ内のbet365 入金 クレジット カード尊重の意識を高めています。また、グループ各社の教育を一層後押しするために、bet365 入金 クレジット カード啓発ハンドブック「学ぶことから始まるみんなのbet365 入金 クレジット カード」や「ノーマライゼーションサポートガイド」を活用し、従業員の理解促進を図っています。
 ※2023年度bet365 入金 クレジット カードe-ラーニング実施実績 22社 約40,000名


 例えば、イトーヨーカ堂では入社時をはじめ、新店・地方店赴任時や、役職に合わせた教育内容で階層別にbet365 入金 クレジット カード啓発研修を実施しています。研修内容は、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントなどについての具体的な事例や最新の動向・話題を採り入れながら、bet365 入金 クレジット カード問題が身近なもので日常生活の中にあることへ意識を向け、日々の行動に結びつけられるものとしています。そのほか、セブン‐イレブン・ジャパンやセブン&アイ・クリエイトリンクなどでも、基本的なbet365 入金 クレジット カード啓発研修を適時実施しています。
 ※2023年度bet365 入金 クレジット カード啓発研修実施実績 5社 約500名受講
 ※2022年度ハラスメントe-ラーニング実施実績 16社 約11,000名受講


 セブン&アイHLDGS. は、サプライチェーン上のbet365 入金 クレジット カードリスクなどの低減・緩和のため、お取引先様およびグループ各社の商品開発・仕入担当者に向けた、コンプライアンス研修も行っています。2023年度は、お取引先様および従業員向けコンプライアンスオンライン研修を社内外で実施し、約6,100人が受講しました。

社内環境・制度の整備

 セブン&アイグループは、グループ内のbet365 入金 クレジット カードリスクを低減するために、さまざまな社内環境・制度の整備を実施しています。働きやすい職場環境づくりに向け、ノーマライゼーション・労働安全衛生の向上・ダイバーシティへの取り組みを積極的に実施し、従業員がやりがいを感じ、働きやすい職場環境づくりを目指しています。

bet365 入金 クレジット カード啓発標語の募集

 セブン&アイグループは、bet365 入金 クレジット カードが尊重される企業風土を創るために、役員とパートタイマー・アルバイトを含む全従業員とそのご家族を対象に、bet365 入金 クレジット カード啓発標語を毎年グループ内で募集しています。bet365 入金 クレジット カード標語を考える過程において、従業員一人ひとりが「bet365 入金 クレジット カード」と向き合う機会を作ることにより、bet365 入金 クレジット カードに対する意識の向上を図っています。応募作品の中から選考した優秀作品については、社内報や社内ポータルサイトなどを通じて従業員へ発表し、表彰しています。33回目となる2023年度の応募作品数は12,914点と、例年同様、多数の応募となり、日常生活の中で感じたことからより広い視野に立って考えたものまで、bet365 入金 クレジット カード課題について改めて考えることの重要性を提起した作品が揃う結果となりました。

サプライチェーンへの周知活動

 セブン&アイグループは、bet365 入金 クレジット カードの尊重と保護を何よりも優先し、サプライチェーンのお取引先様に「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」のご理解と実行をお願いしています。
 プライベートブランド商品の製造を委託しているお取引先様のうち、CSRリスクが高いと思われる中国・東南アジア地域について、「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」とCSR監査に関する説明会をライブ配信とオンデマンド配信のみで実施しています。2023年度は416社、618人のお取引先様がライブ配信に参加されました。

モニタリング

 セブン&アイグループの企業活動が与える、bet365 入金 クレジット カードへの負の影響を特定し、継続的な改善を進めるために、グループ内およびサプライチェーンに対し、モニタリングを実施し、社内外の情報を収集しています。

従業員エンゲージメント調査

bet365 入金 クレジット カード、セブン&アイHLDGS. およびグループ各社の従業員を対象に従業員エンゲージメント調査を実施しています。質問の中には、多様性の尊重や、職場で従業員の問題のある言動を見聞きしたことがないかどうか、などを問う質問を含めており、企業行動指針で定めているbet365 入金 クレジット カードの尊重の遵守状況を確認しています。2023年度の調査では、国内グループ26社、約67,000名の従業員を対象に調査を実施しました。

お取引先向け「セルフチェックシート」によるアセスメント

 セブン&アイグループは、お取引先様に「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」をご理解いただき、この指針の遵守に必要な具体的事項を明記したお取引先様向けの「セルフチェックシート」を運用しています。「セルフチェックシート」の項目には、工場で働く人が相談できる窓口の有無、自社のお取引先様に本指針の遵守を求めているかといった、bet365 入金 クレジット カードの尊重に関する内容を含む61の項目があり、回答内容はデータベース化して取引継続の判断材料にしています。

お取引先様製造工場へのCSR監査の実施

bet365 入金 クレジット カード、グループのプライベートブランド商品「セブンプレミアム」および海外でのグループプライベートブランド商品製造委託先の最終製造工場に対して、「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」への遵守状況を確認するCSR監査を実施しています。
 CSR監査では、「ISO26000」「経団連企業行動憲章」「OECD多国籍企業行動指針」「ILO中核的労働基準」などを参考にして、セブン&アイHLDGS. が独自に作成したbet365 入金 クレジット カードや労働環境などに関する監査項目(16の大項目と117のチェック項目)に沿って、外部の審査機関がお取引先様の工場を監査しています。2023年度は国内外13カ国の781工場に対してCSR監査を実施しました。

お取引先様アンケート

bet365 入金 クレジット カード、お取引先様に対する当社グループの従業員の言動が、社是や企業行動指針に則ったものであるのかを確認するため、お取引先様に無記名でご回答いただく「お取引先様アンケート」を実施しています。2023年度は、グループ各社合計で約12,000人のお取引先様にご回答いただきました。

外部への情報公開

 セブン&アイHLDGS. は、bet365 入金 クレジット カード尊重の取り組みについて、当社のウェブサイトや経営レポートなどのコミュニケーション手段を通じて、定期的に開示します。

グリーバンスメカニズムの構築と救済措置

 セブン&アイグループは、社会からの信頼を失うような行為の防止と早期発見、早期是正、再発防止を目的に、日本国内の事業bet365 入金 クレジット カードの従業員とのその家族、退職者を対象とした通報窓口「グループ共通従業員ヘルプライン」を設置し、人権問題が発生した際も利用できる体制を構築しています。また、国内グループbet365 入金 クレジット カードのお取引先様の役員、従業員、元従業員が相談・通報できる通報窓口「お取引先専用ヘルプライン」を設置しています。通報窓口は、当社が業務委託契約および機密保持契約を結んだ第三者の通報窓口を連絡先とし、通報・相談者のプライバシーを厳守しています。通報・相談があった場合は、必要に応じて相談者の同意を得た上で事実関係の確認および問題の解決を図ります。また、相談者本人および事実関係の確認に協力した方に対して、不利益な取扱いをしないことを通報窓口の運用ルールで定めています。
 また、国内グループbet365 入金 クレジット カードの取締役、監査役、執行役員など、経営幹部の関与が疑われる社会からの信頼を失うような行為に関して、経営層から独立して通報を受け付け、調査対応を行うことを目的に、2019年2月より「監査役ホットライン」を運用しています。通報を受け付けた場合は、当社の監査役が連携して事実を確認し、違反行為を発見した場合は是正、再発防止に努めています。