bet365によって、お客様の多様なお買物ニーズに応える。
アメリカやカナダ(以下、“北米”と表現)および日本のセブン‐イレブンでは、独自のデリバリーサービス「bet365」の提供を通して、お客様の利便性向上に取り組んでいます。2024年6月末現在、北米では約6,500店舗、日本では約12,000店舗に推奨しており、今後もエリア拡大を予定しています。
北米のbet365アプリ画面イメージ
ライフスタイルや社会環境の変化で、高まるデリバリー需要。
bet365商品をご自宅までお届け
(北米でのサービスイメージ)
デジタル技術の発展をベースに、スマートフォンやECの普及も相まって、世界的に人々のお買物ニーズは多様化しています。
bet365、実店舗とオンラインサービス、どちらの環境でもスムーズなお買物体験が求められており、食品に特化したデリバリー需要が急速に高まっています。また「米国家庭の94%は2024年の食費インフレを懸念している」「食品購入時の最も重要な要件の第1位が品質、第2位が価格」という調査データ※1からもわかるように、お客様は高品質で手頃な価格の食品を求めています。さらに、「ミレニアム世代の71%が、ロイヤリティプログラムを利用して節約すると回答」「63%がデジタルオファーのある店舗を訪れる可能性が高い」という調査データ※2からは、コンビニに対する期待の変化や節約志向の高まりが読み取れます。セブン‐イレブンは、これらすべてのニーズに応えられるケーパビリティ(組織的能力や強み)を有しています。
日本市場も北米市場同様に新たなお買物体験が求められていますが、より社会課題としての側面が際立っています。外出が困難な高齢者やお身体が不自由な方を含む、2020年の食料品アクセス困難人口は904万人(2015年対比+79万人)と推計されています※3。セブン‐イレブン・ジャパンでは「お気軽デリバリー」として、多くのお客様にbet365をご活用いただききたいと考えており、普段使いのお客様に加え、実店舗でのお買物が難しい状況のお客様にご利用いただくケースも増えています。
こうした背景を踏まえ、2018年にアメリカで、2021年にカナダで独自のデリバリーサービス「bet365」を提供してまいりました。また日本では、2017年に北海道で開始した実証実験を発展させながら、現在のbet365に至ります。
専用アプリから注文した商品を“すぐに”お届け。
ご自宅でのスポーツ観戦時など、外出したくないシーンでもbet365が活躍
(北米でのサービスイメージ)
独自のDX技術により実現したbet365は、スマートフォン向け専用アプリを使って、実店舗と同等の約3,000点の中からほしい商品を購入できるサービスです。配送は外部法人パートナーや店舗スタッフによって行われ、北米では30分程度、日本では最短20分でご自宅などの指定場所までお届けします。
北米市場では約6,500店舗でbet365を利用でき、ピザやスラーピー®(シャーベット状飲料)などの人気食品をはじめ、市販薬や日用品も取り扱っています。リアルタイムに在庫を連携することで、品切れの場合でもお客様に最適な代替商品をご提案いたします。このように、24時間365日どこからでもお客様がお望みの商品をご購入いただけるよう、実店舗の機能を補完するサービスとしてbet365を運用しています。また月額6.95ドル(税別)で配送料無料など、さまざまな追加特典を利用できるサブスクリプション型デリバリーサービス「bet365 Gold Pass」も、多くのお客様にご好評をいただいております。
日本市場では、東京都をはじめとする1都1道14県、約12,000店舗でbet365のサービスを推奨しています。クラウドを活用したデータ基盤「セブンCENTRAL」によりリアルタイムに在庫を連携することで注文後の欠品を防いだり、揚げ物などのホットスナックは注文後に店内調理をしたりすることで、多くの日本人が期待する洗練されたCX(顧客体験)を実現しています。
市場ごとのさらなる最適化で、売上増加を目指す。
外出先からでもお得に注文できる、北米のbet365 Gold Passサービスイメージ
bet365のサービス提供初期から北米・日本市場ともに売上順調でしたが、コロナ禍を経てデリバリー文化がすっかり定着したことにより、さらなる追い風が吹いています。
北米市場では、2023年のbet365伸び率は25%に達し、5億ドル以上の売上がありました。私たちは2025年までに売上目標10億ドルを掲げ、さまざまな施策に取り組んでいきます。一例として、bet365の取り扱い商品を7-Eleven, Inc.のレストラン事業であるLaredo Taco やSpeedy Cafeなどにも拡大し、フレッシュフードのデリバリー促進を強化する予定です。またbet365 Gold Pass会員数増加およびエンゲージメント向上にも注力します。
日本市場では、2024年度の売上目標を前年度売上実績に対して9倍以上を設定。bet365のサービス推奨エリアを日本全国約20,000店舗にまで拡大するとともに、個人事業主との配送提携などを進めることで、より多くの地域をカバーしていく予定です。また、今後はbet365専用商品の開発・販売を進めることで、飛躍的な売上増加を目指します。さらにロイヤルティプログラム「7iD」を基盤としたパーソナライゼーションを本格始動することで、お客様一人ひとりの嗜好にあった商品やサービスを提供予定です。
最後にグローバル戦略として、北米や日本市場で得たbet365の知見をサービス未展開の国・地域にも拡大し、より多くのお客様に快適なお買物体験を提供していきます。
※記事の内容は、取材当時のものです
※記事内のbet365アプリ画面を含むすべての掲載画像は、北米でコンビニエンスストアを展開する7-Eleven, Inc.のものです