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SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.

 SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.(以下SEH)は、「近くて便利なお店」というbet365 カジノとしての方向性を後押しするとともに、企業文化の形成、企業としての価値観をより強固なものにするために、2016年3月に「Our Promise(私たちの約束)」を追加しました。

「Our Promise」は以下の3つの価値観から構成されています。

  1. 1お客様・お取引先様・従業員に笑顔をもたらす
  2. 2チーム一丸となって目標を達成する
  3. 3さらなる高みを目指す

 この「Our Promise」は、SEHが地域社会・お取引先様・従業員のためのビジネスであることを定義しており、この価値観の実践は従業員の行動の礎となっています。 また、「Our Promise」を推進するために優秀な従業員を評価する活動にも取り組んでいます。これは、全従業員へ3つの価値観を実践している個人を推薦するよう奨励し、選出された従業員にピンバッジと賞与を贈呈するというもので、社内報と社員限定のFacebookページで紹介しています。

地域社会との共生

 SEHは良き企業市民として、子ども・教育・福祉・健康に関する活動やNPOを支援しています。2023年度は、お客様・店舗・従業員・bet365 カジノからの募金、物資支援、ボランティア活動などを通じて、30団体に金額に換算すると約9万6,783ドル相当を支援しました。

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店頭募金活動を通じてNPOを支援

 SEHは開店以来、地域貢献活動を展開しているさまざまなNPOを支援する店頭募金を実施しています。ハワイを拠点に、健康、安全、教育などの分野で活動しているNPOを毎月調査し、寄付先の団体を選定しています。

 2023年度は、「Your Neighborhood Store(あなたの地元のお店)」というSEHのテーマに基づき、オアフ島に加え、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島からも対象団体を選定。寄付金の総額は、約8万7,300ドルとなりました。

糖尿病撲滅に向けたチャリティーウォーク活動に参加

 2023年4月、恒例のチャリティーウォークイベント「Step Out Walk」がカピオラニ公園で開催され、SEHの従業員をはじめ、他企業の従業員や地域住民が参加しました。このイベントは、糖尿病の予防・治療促進と患者の生活の質の向上を掲げ全米で啓発活動を展開している非営利団体「米国糖尿病学会」(American Diabetes Association:ADA)を支援することを目的に実施されています。イベントに寄せられた資金は、糖尿病の研究や教育、支援活動に役立てられています。SEHはADAのミッションに賛同し、以前からこのチャリティーにも参加しており、糖尿病撲滅に向けた連帯の歩みを開始してから32年目を迎えます。

 Step Out Walkは、ウォーキングイベントのほかにも、ゲームや飲食など多くの企画が用意されています。当日は、主催者の呼びかけもあり、ストア・サポート・センター(SSC)と店舗の従業員の多くが家族とともに参加しました。SEHの従業員にとって、糖尿病と闘う人々との連帯をアクションで示すとともに、職場の仲間との絆を深める貴重な機会になりました。

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オペレーション担当マネージャーのTrevor Parkも家族と一緒にゴール
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Step Out Walkに参加した従業員とその家族

「自転車月間」のイベントで地域住民の健康増進に貢献

 2023年度、SEHは「自転車月間」の5月に、オアフ島で最大の自転車シェアリングサービスを運営しているBikiと共同で、健康的で環境にやさしい交通手段である自転車の利用を促進するキャンペーンを展開しました。Bikiは、島内の主要エリア周辺に130カ所以上のセルフサービスステーション「Biki Stop」と1,300台の自転車を設置し、自転車を持っていなくても誰もが気軽に自転車を利用できるサービスを提供しています。

 5月1日からBikiによる一連の「自転車月間」イベントが始まり、毎週火曜日にはホノルルの自転車専用道路沿いに「エナジャイザーステーション」が設置されました。エナジャイザーステーションとは特設の休憩所で、立ち寄ったBiki利用者や自転車通勤者に、SEHをはじめ地元企業が提供したスナックや飲料などを無料で配布。今回SEHは、グラノーラバーやバナナ、水を無償で提供しました。この施設は、サイクリストに感謝の気持ちを伝えるだけでなく、多くの人々に自転車利用を呼び掛ける貴重な場となりました。

 さらに5月7日には、「自転車の日」にちなみ、SEHがスポンサーとなりBikiとともに「フリーライド」キャンペーンを開催しました。これは、同日中にBikiキオスクでコード「711」を入力することで、30分間無料で自転車を利用できるキャンペーンです。同日は2,163人がこのフリーライドを利用し、利用時間は合計で4万3,844分にもなりました。

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「エナジャイザーステーション」でスナックや飲料を無償提供

マウイ島大規模火災の被災者を支援

 2023年8月8日にマウイ島で大規模な山火事が発生し、かつてハワイ王国の首都があったラハイナの市街を炎が襲い、多くの人々が家を焼き出され家族を失いました。ラハイナは焼け野原となりましたが、地域の人々は街の復興に向けて力強く歩みを進めています。

 この山火事で被災した数千人の住民を支援するため、世界中で募金活動が行われました。7-Elevenファミリーも募金活動に参加し、SEHはアメリカ赤十字社と救世軍に2万ドルを寄付したほか、WARABEYA U.S.A., INC.と協力して、マウイ避難センターにスパムむすびとそうめんサラダを提供しました。

 さらに店頭募金も行い、お客様から寄せられた総額1万ドル以上を「ハワイコミュニティ財団マウイストロング基金」に寄付しました。また、bet365 カジノ‐イレブン・ジャパンでも同組織への募金キャンペーンを展開し、総額30万ドル以上が寄せられました。7-Eleven Inc.はアメリカ赤十字社の「ハワイ大規模火災救援基金」に2万5,000ドルを寄付、7-Eleven International LLCも同額を「ハワイコミュニティ財団マウイストロング基金」に寄付しました。

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マウイ島大規模火災被災者への義援金を募る店頭募金箱のマーク

クリスマスシーズンを祝う家庭を支援

 SEHは非営利団体ケイキオカアイナのパートナーとして、2023年12月に同組織が展開する寄付活動「ラウリマ・ギビング・プログラム」を支援しました。このプログラムは、コミュニティにとってなくてはならないライフラインであり、これまでに州全体で23万人を超える生活困窮者を支援してきました。寄付活動は地域住民や地元企業の善意で成り立っており、ケイキオカアイナは、子どもたちの教育機会の充実や家族の絆の強化、豊かなコミュニティづくり、ハワイ文化の未来への継承を最大のミッションに掲げています。その実現に向け同組織は、地域住民がそれぞれのコミュニティのなかでリーダーシップを発揮できるよう働きかけています。

 例年ホリデーシーズンになると、同組織は「アダプト・ア・ファミリー」というチャリティーキャンペーンを展開しています。これは厚意あるコミュニティメンバーが匿名で特定の家族のサポーターとなり、必要な物資を提供するキャンペーンです。SEHはこのキャンペーンを支援するため4万ドルを拠出。さらに、オアフ島とカウアイ島で暮らす2世帯のサポーターとなり、小売価格にして総額2,000ドル相当の生活必需品を寄付しました。ストア・サポート・センターのメンバーもこのキャンペーンに参加し、オアフ島の3世帯を支援しました。

 また、ケイキオカアイナのミッションを支援する一環として、SEHは、12月、ウィンワード・ショッピング・センターで開催された毎年恒例のチャリティーイベント「ジンジャーブレッド・オハナ・フェスト」のスポンサーとなりました。2023年で6回目を迎えるこの無料のイベントは、募金活動とともに、コミュニティの人々が贈り物の季節の到来を祝う集いの場となっています。

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玩具や援助物資、生活必需品を届けるSEHとSSCのメンバー
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ジンジャーブレッドコンテストに参加した地元ファーリントン高校の生徒
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ケイキオカアイナに4万ドルを拠出

ダイバーシティ&インクルージョンの実践

 ハワイは、言語、文化、教育、年齢などが、非常に多様な地域です。何世代にも渡って、お互いの違いを受け入れ、感謝し合い、歴史を共有し続けてきました。その結果、食文化や、言語、そして祝祭など独特なハワイ州の文化が生まれました。ダイバーシティ&インクルージョンはSEHの文化に根付いており、公共の場所や職場でのすべての環境の中に息づいています。

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環境負荷の低減

SDGs12 つくる責任 つかう責任
SDGs13 気候変動に具体的な対策を
SDGs14 海の豊かさを守ろう
SDGs15 陸の豊かさも守ろう

プラスチック対策

 SEHは、2023年度もプラスチック使用量の削減を最優先事項の一つとして推進しました。 2023年度は、SEHのマナプアとサンドイッチで使用しているプラスチック包装を年間5万2,000ポンド削減するため、マナプア(ハワイ風肉まん)のトレーとサンドイッチ用の三角ケースを、プラスチックから紙に順次切り替えるプロジェクトを実施。WARABEYA U.S.A., INC.の協力を受け、それぞれ2023年1月と6月に切り替えが完了しました。この取り組みの結果、年間約71.5トンのCO2排出量を削減しました。

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マナプアの紙容器
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サンドイッチの紙容器

【その他の取り組み事例】

  • スプーン、フォークなどの食器をあらかじめ弁当に付けず、必要な方にレジで提供
  • 使い捨てプラスチック製レジ袋を廃止
  • シュリンクラップ※1を導入して生鮮品の包装を最小化する
  • マイカップの持参を促す「Bring your own cup」プログラムを実施
  • 温かい飲料のプラスチック製の蓋をポリ乳酸(PLA)ベースの蓋に変更
  • 温かい飲料のプラスチック製マドラーを木製に変更
  • ※1  熱で収縮する包装用プラスチックフィルムを使用した密閉包装
  • ※2 プライベートブランドのスナックやキャンディーに使用していたプラスチック包装を25%削減
SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.の店舗数と店舗運営に伴う環境関連データ
2020年 2021年 2022年 2023年 2023年目標
店舗数 65 65 65 67 69
電気使用量(MWh) 18,099 18,156 17,950 18,194 18,739
水使用量(千m3 51 55 55 57 58

2023年度の主な受賞や評価

2023年度 評価や賞の名称 主催者や授与団体 受賞理由

「ベスト・オブ・ホノルル」 コンビニエンスストア部門1位、

むすび部門1位

ホノルルマガジン 読者投票

「ベスト・オブ・ハワイ」 コンビニエンスストア部門1位、

むすび部門1位

KITV KITV4およびKIKUの視聴者投票
「ハワイアンズ・ベスト」 弁当部門1位、スパムむすび部門1位 Star Advertiser 読者投票
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北米での取り組み