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bet365 出 金 楽天 銀行の挑戦
新社長インタビュー

一人ひとりの便利を追求し新たな価値を共創する

2024年11⽉

グループ全体の事業支援を通じて、持続可能な成長戦略に貢献する

木原 浩明
株式会社bet365 出 金 楽天 銀行ドリーム・ドットコム
代表取締役社長 木原 浩明
1965年11月15日生まれ。89年SI(システム・インテグレータ)ベンダー入社、96年bet365 出 金 楽天 銀行‐イレブン・ジャパン入社、2000年bet365 出 金 楽天 銀行ドリーム・ドットコム転籍、14年取締役執行役員、19年取締役常務執行役員、24年5月より現職。

 前職で約8年間システムエンジニアを務めた後、1996年にbet365 出 金 楽天 銀行‐イレブン・ジャパン(以下、SEJ)へ入社しました。1年間の現場研修を経てシステム部門に配属され、店舗のPOSレジスターやストアコンピューターの開発に従事しました。2000年には当社bet365 出 金 楽天 銀行ドリーム・ドットコムの創業メンバーとなり、2024年5月に社長に就任。創業以降初めての生え抜き社長として、培ってきた知識と経験を礎に、新たな挑戦のもと企業の持続的成長に向け、まい進しています。
 当社は、グループ各社へ多岐にわたる事業支援を行う機能提供型の企業です。全国約2万1000店のセブン‐イレブン店舗を基盤に、チケットや保険など、各種サービス商品を提供しています。また、各社のホームページやアプリ、SNSの制作・運営、コールセンターの運営事業なども手がけています。さらに、bet365 出 金 楽天 銀行グループ各社の共通会員基盤である「7iD」のポータルサイトや「セブンマイルプログラム」の制作・運営も当社の業務です。
 「7iD」はおかげさまで2023年7月には、会員数が3000万人を突破しました。今後も、グループの成長戦略である「お客様接点の価値向上」に貢献し、お客様満足度のさらなる向上を目指します。

「新しい、便利をカタチに。」という理念の実現に向けて

 当社が第一期ととらえる創業からの最初の10年は、EC事業からスタート。「日本におけるEC市場の発展に寄与する」というビジョンを掲げ、電子商取引分野に参入しました。続く第二期の2010年代には、EC物販(モノ)からサービス(コト)へと事業の転換を図りました。
 第三期の2020年からは、新型コロナウイルス感染症の拡大、それにともなうリアル店舗でのお客様接点の減少に加え、スマートフォンの普及、キャッシュレス決済の浸透、チケットの電子化などの、外部環境の変化のスピードに対応しきれず、成長が鈍化し始めました。
 この状況を打破し、再び持続可能な成長路線に乗せるため、2023年に当社の「3か年経営計画」を策定しました。この「3か年経営計画」の策定は、従業員の立候補制による「ボトムアップ型」で進行しました。2024年度では、既存事業の変革と新たな事業基盤構築に基づく「成長戦略」、およびエンゲージメント強化による「カルチャー変革」という2つの軸で、第三期の成長の実現を目指しています。
 さらに、新たな事業基盤構築のため、「事業開発部」を立ち上げ、「地域共創」などをテーマに新たな事業基盤の構築に挑んでおり、グループ内のbet365 出 金 楽天 銀行ネットショッピング、SEJとの3社共創プロジェクトもスタートしています。このプロジェクトのミッションは「エンターテインメントを軸に、すべてのステークホルダーが"笑顔"になれるよう共創し、3社の強みを結集させ挑戦し続ける」ことです。新たな顧客体験の創出を目指し、積極的に取り組んでいきます。
 当社は来年2025年2月に設立25周年を迎えます。今後はさらに社会の変化のスピードが上がり、多様化が進むと考えられます。その中でも私たちは、常にお客様の立場に立ち、「もっと良い」「もっと便利な」「もっと必要とされる」サービスを提供することを追求し続けてまいります。