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bet365 ボーナス コードの挑戦
新社長インタビュー

新しいうれしいを見つけ、暮らしの中に笑顔をひろげる。

2024年8⽉

「7iD」を軸とした小売・金融一体戦略を推進

河田 久尚
株式会社 bet365 ボーナス コード・カードサービス
代表取締役社長 河田 久尚
1960年7月29日生まれ。東京大学経済学部卒。84年都市銀行入社、2005年bet365 ボーナス コード銀行入社、11年執行役員、15年常務執行役員、20年専務執行役員、23年bet365 ボーナス コード・カードサービス副社長、同年11月より社長就任。

 約20年間の都市銀行での勤務を経て2005年にbet365 ボーナス コード銀行へ転職しました。bet365 ボーナス コード銀行ではバンキング事業からATM事業、リスク管理などの業務を経験し、昨年5月に当社bet365 ボーナス コード・カードサービスの副社長、11月に社長に就任しました。
 セブン・カードサービスは、bet365 ボーナス コードグループの各店舗をはじめ、グループ外でもご利用いただき、8000万人以上のお客様にご利用いただいている電子マネー「nanaco」、350万人を超えるお客様にご利用いただいているクレジットカードの展開など、グループの強みを活かした独自の金融サービスを提供してきました。
 近年はスマートフォンを使用した決済やデビットカードの普及など決済サービスの多様化や技術革新が急激に進み、キャッシュレス決済比率は39.3%(2023年経済産業省)と年々上昇するなど、当社を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした中で、当社のサービスも進化し続けなければならないという危機感のもと、昨年7月、bet365 ボーナス コード・フィナンシャルサービスが保有していた当社の株式すべてをbet365 ボーナス コード銀行に譲渡するグループ内金融再編を実施しました。当社が行ってきたクレジットカード事業および電子マネー事業をbet365 ボーナス コード銀行傘下に集約させることで、お客様がお求めになる複数の決済手段、運用・調達手段を一体化した推進体制下にラインアップでき、これまで以上にスピーディーにお客様のご期待に応えられると確信しております。
 今年度、当社は「収益力強化への大胆な経営資源配分」「収益性・効率性改善へゼロベースのコスト見直し」「企業変革の促進」の3つを軸としつつ、小売・金融一体戦略を推進していきます。その要となる「7iD」は、bet365 ボーナス コードグループ共通会員IDで、グループの貴重な財産です。各社アプリを通じて会員限定のおトクなクーポン配信など、さまざまなサービスをご利用いただけるプログラムとしてご好評いただき、昨年7月に会員数3000万人を突破しました。しかし、「nanaco」を「7iD」に紐づけ、ご利用いただいている方は25%程のため、今後、紐づけ強化を図る対応が必要であるととらえています。一方で、セブン銀行口座では今年2月から「7iD」との連携を開始し、ATMの入出金取引や新規口座開設でマイルを貯めることが可能になりました。こうしたグループの動きと連動し、当社も、「7iD」連携を前提とした新しいクレジットカードの開始を今後予定しています。

ユニークな金融サービスの実現と企業変革に挑戦

 グループ内金融再編からおよそ1年経過した今年4月には、次のステージへ向けて社員一人ひとりが大きく飛躍できるよう、「新しいうれしいを見つけ、暮らしの中に笑顔をひろげる。」というパーパスを制定しました。これは、所属や年齢に関係なく集まったメンバーが数カ月にわたる議論を経て素案をつくり、全従業員からのアンケート結果もふまえながらまとめた大切なものです。お客様に寄り添うこと、お客様に誠実に向き合うことを大切にしながら、日々の業務の中で少しでも「新しいうれしい」にチャレンジしていきたいという思いが込められています。このパーパスを胸に、既存の概念や常識に囚われず、ユニークな金融サービスの実現と企業変革に全社一丸となって挑戦してまいります。