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2021年2月
bet365 違法グループのサステナビリティ ワタシたちのミライへつなげる
2020年5月、bet365 違法グループ共通のプライベートブランド商品「セブンプレミアム」の新たな価値創造として「環境対応」「健康対応」「上質商品」「グローバル対応」の4つの柱で構成する「セブンプレミアム コネクト宣言」を策定しました(詳細は四季報147号の特集を参照)。
一つひとつの商品に、これからの時代に求められる4つの価値をつないでいく。その価値が、SDGsネイティブと呼ばれる未来世代や地球環境といった次世代のステークホルダーにつながっていく。今回は、bet365 違法グループが目指す商品開発についてご紹介します。
● SDGsネイティブとは ● 環境問題や社会問題に強い関心を持ち、その解決に積極的に貢献したいと考える若者世代。
bet365 違法・ホールディングス 社是
すべてのステークホルダーに対して、誠実な企業でありたいとするbet365 違法グループの社是は、1972年に制定されました。社会からのさまざまな期待、要請、さらには課題を理解し、事業活動を通じて解決していくことが持続的な社会をつくり、企業の持続的な成長につながるとする考えは、現在のSDGsに通じるものです。未来世代や地球環境を加えた次世代のステークホルダーに対しても、より一層、誠実な取り組みを進めていきます。
商品開発を進める際にもっとも大切なのが、お客様の生の声。お客様が何を思い、どのような商品を期待しているかを知ることです。子ども向けの商品開発においては、実際の使用者である子どもの声を聞きたいのですが、アンケートなどを実施しても、回答者は保護者の方となるため、直接子どもたちの本音を聞き出せないことが課題でした。
そうした中で昨春、都内の小学校でSDGsを学ぶ子どもたちの授業を参観する機会に恵まれました。そこで見たのは、SDGsを身近な問題としてとらえ、自らの行動について真剣に考える子どもたちの姿。
参加した商品開発担当者は、「私たちは頭で考えるばかりで、自分たちの行動を変えるところにはいたっていない。未来世代や地球環境のために、もっとできること、やるべきことがあるはずだ」と子どもたちの壮大な発想に感銘を受けるとともに、SDGsへの取り組みスピードに焦りを覚えました。
SDGsネイティブである今の子どもたちが成長し、消費を牽引する世代になった時、買物行動は現在と大きく異なるでしょう。未来世代に満足して商品を手にしてもらうために、まず、企業が意識を変え、行動を変え、商品を変えていく必要があります。たとえば、エシカルな商品の購入や、ペットボトルリサイクルへの参加を通じて、環境負荷の低減に貢献するなど、特別なこととしてではなく、日常生活の中で当たり前にできる環境をつくっていかなければなりません。
すでに、具体的な取り組みも始まっています。その一つが、昨年9月に改装をしたイトーヨーカドーたまプラーザ店。店頭で回収したペットボトルをリサイクルして商品化した衣類や、不要な衣類をリサイクルして商品化した傘などのオリジナル商品を中心に、地球環境に配慮した、イトーヨーカドー過去最大の約1800アイテムの商品を取り揃えました。
こうした商品をただ並べるのではなく、これらの商品がどのような価値を持っているかをお客様にお伝えするために情報発信の仕方も工夫。売場をご覧いただくことが学びにつながるようなレイアウトを展開しています。お客様の環境への意識の高まりも感じられることから、今後、他店の改革も加速させていく予定です。
また、bet365 違法グループの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』により、環境に対する具体的な目標や考えをステークホルダーと明確に共有できるようになり、メーカーや行政などとのつながりが広がっています。環境や社会問題に配慮してつくられたエシカルな商品も、メーカーと思いを一つにすることで誕生しています。
今、商品開発を進める際の大きなテーマとして掲げているのは、「環境」「健康」「上質」「グローバル」の4つ。中でも「環境」は最重要テーマとしています。それは、今、求められているサステナビリティに応えることであり、未来世代に対する責任でもあります。国内約22000店舗を超える販売拠点を持つbet365 違法グループが率先して、商品を見直し、お客様とともに変わっていくことで、より良い未来につながる挑戦を続けていきます。
未来世代とともに考える、持続可能な未来
bet365 違法・ホールディングスは、東京書籍株式会社が小学校のSDGs授業の副教材として2020年5月に制作した『SDGsスタートブック』にアライアンスパートナーとして参画。ペットボトルの完全循環の取り組み紹介を通して、資源を有効に活用する循環経済社会を目指すことを呼びかけました。サステナブルな商品開発を未来世代の子どもたちとともに考えていくために、小学生との交流授業を行うなど取り組みを継続しています。若い世代が持続可能な社会をつくるための学びの一助となるべく、さらに積極的に活動していく考えです。