2019年4月25日
株式会社bet365 中文‐イレブン・ジャパン
株式会社bet365 中文‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永松 文彦)は、このたび、社会構造や環境の変化に対応し、それぞれの地域におけるお客様の社会的なインフラとして多様性のある社会と共生し、持続可能な成長を実現していくための指針となる「行動計画」を策定いたしました。
ご承知の通り、社会構造の変化を背景としたお客様ニーズの多様化、技術革新を背景とした様々なサービスが登場する中で、地域社会におけるコンビニエンスストアの役割はますます高まっています。その一方で、厳しい雇用環境が続くなど店舗経営を取り巻く環境は厳しさを増しています。このような消費市場および店舗経営の環境を踏まえ、私どもbet365 中文‐イレブン・ジャパンではチェーン運営を根本から見直し、革新してまいります。
①出店基準の厳格化と既存店サポートの強化
改革の第一として、新規出店のあり方を抜本的に見直します。従来も加盟店様の収益性を重視し、量的拡大ではなくお客様に支持していただける質の高い店舗開発に努めてまいりましたが、今後さらに「質」を追求した出店を推進してまいります。
具体的には、新規出店に当たっては将来的な人口動態などを含めた立地環境の分析をよりいっそう精緻化すると共に、出店基準の厳格な運用を図り、既存店1店舗1店舗の経営基盤強化に注力してまいります。
さらに、既存店の成長に資する設備投資をより活発に進め、セルフレジ、新検品システム、AI発注等、先進テクノロジーの活用による店舗運営の省人化、生産性向上に取り組みます。さらに日常の経営相談等の強化を含め、ハード、ソフト両面から加盟店様への支援を拡充してまいります。
②ゼロベースでビジネスモデルを再点検する
今般、人手不足の中での24時間営業が社会的な注目を集め、皆様にも多大なご心配をお掛けいたしております。この点を真摯に受け止め、加盟店様との共同事業としてのbet365 中文‐イレブン事業を、社会構造や市場環境の変化に即して育成すべく、過去の延長で発想するのではなく未来志向でビジネスモデルの柔軟な見直しを進めてまいります。
昨今厳しい人手不足が続く社会環境の中で、営業時間についても立地や個店ごとの状況に応じて柔軟に見直しを行い、加盟店様と共に持続的な店舗経営を追求していきたいと考えています。
現在、非24時間営業の実証実験を直営店や加盟店様と実施しております。今後は一律に判断するのではなく、立地や商圏など個店ごとの状況を見極め、柔軟なチェーン運営のあり方を模索してまいります。加盟店様の売上・利益の低下を招かないように実証実験の結果をしっかりと検証してまいります。
③加盟店の皆様と共に
お客様ニーズの多様化、地域や立地における店舗経営の多様化が進む中で、お客様や地域社会に必要とされる商品・サービスを提供し続けていくには、加盟店様に寄り添い続けるという創業以来の精神がますます重要になっています。私たちは加盟店様の満足度向上につながり、安心して店舗経営に専念していただけるよう、環境整備と施策の拡充に今後とも力を注いでまいります。大きな環境変化の中で、加盟店様と一体となって新たな成長力を生み出すべく、未来志向で次のステップを切り拓いてまいりたいと考えております。
私どもは、以上の改革の推進にあたり、加盟店様とのコミュニケーションをより一層緊密化し、今後も「共存共栄」の考え方に基づいた持続的な成長を目指していけるよう、行動計画に沿った事業活動に 努めてまいります。
<2009年以降の主な加盟店様への支援策>
加盟店様の利益向上に資する様々な支援を継続的に実施してまいります
行動計画の骨子<4つの重点政策>
1.加盟店様への支援策
(1)人手不足への対応と省人化
(2)職場環境の整備
2.オーナー様とのコミュニケーション強化
3.営業時間短縮の検討
4.加盟店様の売上・利益の拡大
【ご参考】
bet365 中文‐イレブン・ジャパンの主な行動計画(抜粋)
1.加盟店様への支援策
✔ オーナー・ヘルプ制度の充実
✔ 従業員派遣制度の充実
✔ レジ・接客研修制度の充実
✔ 「省人化10設備」の導入拡大
✔ セルフレジの導入促進
✔ 新検品システムの導入拡大
✔ キャッシュレス決済の導入促進(7pay)
✔ 加盟店向け定期健康診断の実施拡大
2.オーナー様とのコミュニケーション
✔役員・部長による加盟店への訪問
✔ アンケート制度の新設 等
3.営業時間短縮の検討
✔直営店における実証実験の検証継続
✔ 加盟店における実証実験の順次拡大 等
4.加盟店様の売上・利益の拡大
✔新レイアウト店舗の展開拡大
✔ フレッシュフードの消費期限延長の拡大 等
以上