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2020年8月
国内全体では人口減少が進む中でも、人口流入が続く東京都を中心に首都圏の食品マーケットは拡大し続けています。しかし、人口密集地なども多く、首都圏での店舗展開には店舗面積、コスト、雇用などさまざまな制約があります。この中で、店舗数を増やし、お客様との接点をさらに拡大していくには、狭小な売場面積への対応、生産性の向上などが不可欠です。bet365 ログイングループでは、グループシナジーを活かした新たな食品スーパー事業の体制を構築することで、この首都圏の食品マーケットへの対応を強化していきます。
この6月1日には、グループの食品スーパー事業の中心となる株式bet365 ログインヨークが発足。同社のもとに、従来のヨークマート店舗、イトーヨーカドー食品館およびザ・プライス店舗、コンフォートマーケットなどを集約、運営する体制が誕生しました。これにより、これまでグループ各社が培ってきた食品スーパーの知見やノウハウを結集し、500~600坪クラスの「標準型」、150~300坪クラスの「小型」、イトーヨーカドーの「ザ・プライス」を承継した低価格と低コスト運営を実現する「プライス型」、標準型とプライス型の良さを融合し、競合環境への対応力を高めた「融合型」という4つの店舗フォーマットを確立することで、立地条件への柔軟な対応とお客様ニーズへの的確な対応を進めていきます。
同時に、惣菜などの調理加工を集中化するセントラルキッチンや一次加工センターの新設、精肉などの加工・配送を行うプロセスセンターや生鮮食品の物流センターなど、グループ各社が磨きをかけてきた既存機能の共有化なども進めていきます。専用工場ともいえるセントラルキッチンをはじめとした、クオリティーの高いインフラを構築することで、品質のすぐれた原材料を一括して調達し、他社との差別化を図る独自商品の展開が可能になるとともに、店舗の作業負担の軽減や生産効率の向上も実現。さらに店舗のバックルームの減積などを通じて狭小な立地でも売場面積を確保できるなど、出店条件に対して柔軟に対応することができます。また、グループ各社が培ってきた売場づくりや販売ノウハウを統合することで、個店ごとの商圏ニーズに合わせた品揃え、価格対応、サービスの提供などを実現して競争力を強化。これまで以上に地域のお客様の暮らしに寄り添う店づくりを通じて、生鮮・惣菜を主役とする「暮らし提案型」の食品スーパーとして首都圏のお客様の期待にお応えします。
「ヨークフーズ 新宿富久店」の
売場づくり
上質な生鮮食品の取り揃え
高所得層の多い地域特性に合わせ、精肉部では生産者指定のブランド黒毛和牛の5等級を常時品揃え、また天然本まぐろや季節に合わせた高級果実などの高級食材を品揃え。
ワインとおつまみ品の強化
品揃え豊かなワイン売場横に、ローストビーフや生ハム、チーズなどのおつまみ品を隣接し、食提案とともに買いまわりを向上させました。
ランチ需要への対応
入口近くにインストアベーカリーや惣菜・お弁当売場をレイアウト。さらにお客様がスムーズにお買物ができるよう、惣菜売場にセルフレジが隣接しています。
アジアを中心とした簡便調味料の拡充
外国人の方が多く住むエリアの食品スーパーとして、中国や韓国、タイ、ベトナムなどの調味料を幅広く取り揃えています。
供給インフラを共有する3つのメリット
メリット1
グループのノウハウを
活用できる
自社インフラならノウハウの蓄積が可能。
商品開発や改善のための「財産」として活用できます。
メリット2
調理技術を
安定的に高められる
質の高い商品の提供には、精肉加工や調理技術を習得した従業員を全店に配置する必要があります。セントラルキッチンでは従業員を集約して、高品質な商品を安定的に供給することができます。
メリット3
食品ロスを抑えられる
セントラルキッチンでは、プロセスセンターの処理で生じる原料の端材も余すことなく活用できます。調理が効率的になるだけでなく、製造過程で発生してしまう廃棄する食材の量も抑えられます。
店内で手作りしているお魚惣菜は、お客様の中食・内食需要にお応えし、品揃えを拡充。
「ミールキット」は、満足できるボリューム感で、ヨークならではのヒット商品。
自営のベーカリー売場では、高品質ながらコストを抑え、リーズナブルな価格で提供。
商品開発を支えるテストキッチン
惣菜や「ミールキット」などのヨークオリジナル商品の試作の場となるのが、ヨーク本社に設置されたテストキッチンです。一流シェフや料理専門家を招き、店舗で販売するメニューの提案や食のトレンドを教わるなど、さらなるマーチャンダイジングのレベルアップを図ってまいります。
社員の料理に対する知識を深める目的でもテストキッチンを活用していく予定です。
産地直送の新鮮な生鮮食品を取り揃え、つねに最高の売場でお客様をおもてなししています。
ヨークでは調理スタッフの技術力の向上に力を入れているだけでなく、作業の標準化や2S(整理・整頓)など生産性の向上にも努めています。